沈まぬ太陽

原作は3回は読んだだろうか。
その時、その時によって
思うところは違ったのだが
作品のスケールの大きさとあわせて
社会の、会社の理不尽さや
人のあり方など
考えさせられる作品である。

その原作を裏切らない
素晴らしいキャスティングで
映画にも圧倒された。
もちろん、エンタテーメントしての
味付けもあったが
私には、あまり気にならなかった。

御巣鷹事故の場面では
子どもを失う母の気持に寄り添い涙し、
理不尽な会社による
恩地への転勤辞令に、一緒に歯をくいしばり
そんな恩地を見つめる妻の姿を
なぜか客観的に見つめ
あっという間に4時間近くが過ぎていた。

自分を裏切らない生き方をすることの難しさ。

原作を読んでいない方にも
オススメの映画である。

そして、私はきっと
近々、また読み返すのかな?原作。

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旭山動物園物語

マンマミーアにベンジャミンバトン、
レボリューションロードと《早口言葉みたい》
観たいものはいっぱいあるけれど・・・
息子と、週末に観にいったのは
「旭山動物園物語」
息子の動物好きを話したのを覚えていた知人から、
チケットを頂戴しており
息子も、楽しみにしていたので。

動物園ブームについては
様々な番組で、目にしたことがあったが
それまでの険しい道のりを
実話をベースに描いたというもので、
私としては、けっこう、ぐっとくる場面もあって
涙が落ちることもしばしば。

というのも、記者時代
後輩のMちゃんから引き継いで
動物園取材については、かなり関心が高く
ニュース企画でも、度々、取り上げたり
ドキュメント企画の企画書も書いたりしていたから
(これは、実現せずでしたが)
思いが強く、
地元動物園の飼育員さんたちの悩みや思いと
重なる部分も数多くあって、
泣けたというわけ。

とりわけ、ゴリラの繁殖についてや
動物園のあり方については
それなりに勉強もしていたので
じっくり、見ることができた。
余談だが、
川端裕人さんの『動物園に出来ること』
その時読んで、動物園への関心を広げることができた一冊。

隣の息子は
それなりに内容は分かっているようだったが
やはり、動物が出てくる場面に釘付けだった。

でもしかし
アンパンマン、ポケモン以外に
親子で一緒に見られる映画が出てきたのは
これは、嬉しい。

そうはいっても
マンマミーアは、ハードル高いよなぁ。
ミュージカル映画好き、
コリンファース好きにはたまらないのだけど。


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ポニョ

3連休は、静岡で過ごしたのだが
連休最終日、息子のリクエストで
「崖の上のポニョ」を家族3人で見ることになった。

試写会などでの周囲の評判は
いまひとつのようだったので
どうかな?と思いつつ、行ったのだが
私には、とても響く、心地よい映画であった。

いわゆる宮崎アニメには
私はとりわけ強い関心もなかった。

風の谷のナウシカは
中学生の時に、友人の影響でにわかアニメおたくだった頃?
誘われて見に行った記憶があるが
その後は「千と千尋の神隠し」を
見ておかなくちゃ!!で、公開最終日に見に行った程度で
それほど入れ込んだ記憶もないし
「トトロ」は、つい数ヶ月前に、息子と見たのが初めてだった。
(宮崎アニメファンの方、ごめんなさい)

自らの意思で(息子の意思か)映画館に行ったのは
ポニョが初めてだったのだが・・・

お母さんと息子《5歳》のお話だったことや
お父さんが船乗りで、なんとなく単身赴任ぽいところや
社会にもまれて「大人」であることで
忘れがちな大事なことを
5歳のソウスケ君と、老人ホームのおばあちゃん達が
自然な形で、教えてくれたような気がして
心温まる時間を過ごせた。

私自身が、映画を見るまではとらわれていた
前評判だとか評論家の評価だとか、
そういうものは関係無しで
自分がどう思うかが、とても大事だということを
教えてくれた気もする。

息子もとても楽しかった様子だ。

夫は・・・というと
「そうすけのママが、怒りんぼうで、お父さんが帰って来ないと
車を乱暴に運転するところが面白かった」と言っていた。

あ?私の行動に似ているって?

というわけで、我が家にはしばらく
「ポニョ旋風」が起こりそうな気配。


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最高の人生の見つけ方

保育園保護者会の日、
思い切って、一日お休みを頂戴した。

午後4時まで、フリータイム。
横浜で、映画を見ることに。

1人の頃は、本当によく映画を見た。
ズームの中継や、宿直勤務明けには、
映画館街に足を運び、2本続けて鑑賞したり、
結婚後も、週末は、結構、
映画を見に行くことが多かったかな。

大きなお腹を抱えて
「ロードオブザリング第1章」を見て
その後、出産。
以降、映画からは足が遠のいてしまっていたので
「もし時間があったら・・・」という問いに
「映画を見に行くこと」というのは
結構、上位にあがることでもあった。

・・・というわけで、前置きが長くなったが
横浜で映画鑑賞。
選んだ作品は「最高の人生の見つけ方」

トムハンクス主演の映画と迷ったが
1人で見るのは、しみじみ系がよいかなと
名優2人が共演するこのタイトルを選んだと言うわけ。

映画や書籍について、
評論は大の苦手なので、
(その世界にどっぷり主観で入る方なので)
鑑賞報告にとどめるが・・・
友情、生き方、家族愛など
たっぷり愉しむことができた。
涙も、はらはら。

涙を拭いた後は
息子のお土産を、アンパンマンミュージアムで購入し
横浜駅まで歩き・・・ある「初体験」へ。

それは次項目で。


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プラダを着た悪魔

子どもと一緒に
DVDを借りに言ったとき
何となく、見る時間も確保されていないのに
借りてしまった「プラダを着た悪魔」

映画も見たかったけど
そんな時間もなく
原作を読んで、それなりに面白かったので
借りてみたのだが・・・
結局、休み休み、息子の様子を見ながらの視聴で
途切れ途切れの鑑賞となった。

久しぶりの映画だったのだけど
ま、それほど感動もなく
そんなものかという感じで
原作のほうが、ミランダが強烈だったし
アンドレアも、人間味があって
映画より、原作を先に読んだのが
失策だったかな・・・と正直思った。

それでも・・・
ミランダ役のメリルストリープは迫力があったなぁ。

そして、原作より
ちょっぴり人間らしい点は
演技の上では、興味深かったし上手さが光っていたと思う。

日曜・月曜と連休の夫が
こちらに来てくれて
息子は、夫にべったり。

ほっと、一息の週末の一日だった。

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走り出したら・・・

走り出したら、止まれない。

そんな風に、自分がなったのは
いつの頃からだろうか?

もともと備わっていた性質なのか
それとも、途中で身についたものなのか

たけのこ堀の筋肉痛に悩む中(笑)
あれも、これもと頭を働かせ続け
仕事が終わってからも
何だかんだと走り回っている。

仕事だけでも精一杯なのだが
「まだまだ、出来るはず」と自分を奮い立たせ
今、トライしていること。

なぜ、そこまでしてやるのか。

「いいことだから」というのが、その理由。

子供達の笑顔が、増えていくのが想像できるから。

故郷に恩返ししたいと入ったテレビの世界。
今は、そんな職業(仕事)の枠組みを超えて
地域のために出来ることを必死で考えている。

そういえば、昔から「責任感」はいつもAだった。
「最後までやり遂げる力」は、Bだった記憶があるが
きっと、仲間がサポートしてくれると信じて。

4月末まで、一気に。

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半年の・・・

夫が熱を出したらしい。

もともと、私のような屈強なタイプではないので
心配は心配なのだが、何せ、離れているので
どうにもこうにも・・・。
明日には、帰ろうと思っているのだが・・・。

半年の一人暮らしの疲れが出たのかと思うと
心が痛む。

夫の誕生日は、異動の最中で何も出来なかったけど
私の38回目の誕生日も、何もなしかな?

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「明日の記憶」から

どうにもささくれ立った気持を
何とかしようと、昨日、ふらりと家を出た。
息子は夫に任せ(おしつけ)、一人で・・・。

外出先で、家が気になりだした頃
ファミサポさんから
「近所のお祭りに息子を連れて行きたい」という
有難いお申し出の電話が。
ご好意に甘え、私の気持は少し軽くなった。

「映画でも見ようかな」

独身時代から映画は大好きで
週末のレディースデイは、早朝の中継番組と
重なることが多く、午後3時に退社後
映画館に通っていたほどだ。(若かったのね)

子供を授かる前の、夫との唯一の趣味も「映画」だった。
予告を見ては、次回見たい作品をしぼり
足しげく通ったものだ。

そんな生活も、華の妊婦生活までで、
「ロード・オブ・ザ・リング」のしかも「第一章」で終わった。

以来、映画とはほぼ「絶縁」状態・・・

その私に、転がり込んだ時間のプレゼント。
さあ、何を見る?
「ダビンチコード」「ナイロビの蜂」
「プロデューサーズ」は終わってしまったようだし
「ピンクパンサー」は、一人で笑うのも辛いか・・・

ところが、こんな時に限って時間が合わない。

唯一、時間がビンゴだったのは
5分後に始まる「明日の記憶」

邦画は、ほとんどスクリーンで見たことのない私だが
まあ、話題作だし、樋口可南子と渡辺謙は
好きな役者さんたちだし・・・と、急ぎ足で映画館に。

コーヒーを購入し、扉を開けるとビックリ。
この広い劇場が、ほぼ満員なのである。
わが地元においては、非常に珍しい。
だって、その昔、私が映画館に通っていた頃は
平日に至っては貸しきり状態。
土・日も、こんなに人が入っているのは
先行ロードショーくらいだったから。

何とか最後尾の列に一席確保し、目がなれてきたら
再度、びっくり。
まあまあ、中年のご夫婦連れの多いこと多いこと。
あっちも、こっちも。
私のような「若手×一人」は見当たらない。

さて、映画だ。(前置きが長くてすみません)
ずーっと、泣いていた。
うん、私だけでなく、隣の人も。

広告会社の50代になったばかりの
敏腕部長(渡辺謙)が
若年性のアルツハイマーを煩い
徐々に記憶を失っていく。

妻(樋口可南子)の夫を支える姿、
その一言一言に、グーッとくる。
女の強さに泣ける。

まあ、私はかなり「泣きたい気分」で
劇場に足を向けたので
「泣く」準備体操は万全だったわけで
参考にならないことは承知で
こんなに最初から最後まで泣いた映画はない。
そういう意味でも、かなりのストレス解消となった。

最も、アツイ涙がこぼれたのは
病気のために、仕事を失い
妻のメモ用紙を頼りに家で過ごす夫が、
発作的に、妻を傷つけてしまい
その後、自分の足で、介護施設を訪ねていく場面。

徐々に壊れていく心の奥底に
妻への、家族への思いを感じる。
「家族に迷惑をかけたくない」・・・それが彼の愛。

涙も乾かないうちに、劇場が明るくなる。
多くの中年ご夫婦達のように
私も10年後、夫と劇場に足を運んだりしている?

私達は、一体、これから
どんな夫婦関係を、家族関係を築いていけるのか。

劇場を出て、すぐに携帯電話を取る。
時間がもったいない。
せっかくの二人時間。
少々、鼻水たらしていようが
夫と出かけようではないか。


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